全館空調がもし壊れてしまったら？寿命？入れ替え時期は？工期はどのくらい？

全館空調の寿命はおおよそ15年くらいです。やはり機械ですので、15年で絶対壊れるというわけではなく、あくまで目安であり15年持たなかったケースや、25年経ってもまだまだ現役で動いているなんてケースもあります。
浅い年月で壊れた際は熱交換器や基板などの壊れた箇所の部品交換で何とかなる場合が多いです、しかし、15年以上経つと昔の機械と今の機械は使っている部品が違っていたりするので、メーカーが部品の製造をやめてしまったりするので、部品の在庫もなく、部品交換による修理ができないなんてケースもあります。
お使いの空調機が導入してから15年以上経っていたら入れ替えをご検討してみてはいかがでしょうか。
さらに15年以上前の空調機器と比べて、今のものでは熱交換の効率が良くなっているので電気代の節約も期待できます。

上にも書いたように年数としては、15年以上経っていたら入れ替えをお勧めするのですが、ここでは工事の時期について解説していきます。
結論から言うと、全館空調を入れ替える時期は、「全館空調を使わない時期」です。
3月から5月の暑くなるまえや10月から12月までの冬本番までの時期がお勧めです。
全館空調を入れ替える際は当然、空調は使えません。なので、当社ではユーザー様にご不便がかからないようになるべく少ない日程で工事を完了させようと心がけていますが、最低でも1日2日は空調機が使えなくなってしまいます。
もし真夏に工事する場合、外気温３５度以上の中での作業となると、作業員の熱中症対策のため、こまめな休憩が必要なためどうしても効率が落ちてしまい、工期が伸びてしまうこともあります。